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2012年9月9日日曜日

【facebook】facebook懸賞の宴・終焉間近?

昨年後半から、我が世の春とばかり懸賞に当選しまくっている今日この頃ですが、残念ながらこの春も間もなく終わりを告げようとしています。

以前にも書いたように、次の時代を担う広告媒体として企業がfacebookに注目し、まだ普及率の低い段階から懸賞などのキャンペーンを行うことで、facebook内での占有率を高めようとしてきていたのですが・・・さすがに普及率が一定値を越えたことで、それまで当たり易かったfacebookにおける懸賞も他の一般的な懸賞の当選確率と同程度になりつつあります。

応募者数のわかる懸賞サイトなどを見ていると、amazonの1,000円のギフト券が1名に当選、というようなものに、800人とか1000人とかの応募がきているのです。もう、私的には空いた口が塞がらない状況です。いくら数クリックのみで応募完了というお手軽さだとはいえ、今後ずっと自分のニュースフィードに投稿が掲載されることを考えれば、どう考えたってリターンが小さ過ぎます。

なのにこれだけの応募があるということは、単にfacebookの利用者が増えたということだけではなく、懸賞応募のためだけにfacebookを利用していたり、懸賞応募のための別アカウントを立ち上げたりしている人が多量に発生してきているということです。そういう人たちは自分のニュースフィードさえ見ていませんから、どれだけ多量に応募企業からの投稿が掲載されようと関係ないのです。

もし機会あればいろいろなアカウントを詳しく見ていただければわかりますが、
・タイムラインに並んでいるのは懸賞情報だけの人
・写真コンテスト応募用にたくさんの人と共同戦線を張っている人
・同一人物と思われるアカウントが複数ある人(家族の名義を使っている?)
などがたくさん見つかります。

こんな状況に企業の広報担当者だって気付かないはずがありません。既に何万何十万という「いいね!」を獲得している大手企業は、次第に懸賞規模を縮小してきているように思われます。もちろん取材を行ったわけではありませんのであくまでも私見ですが、この傾向は応募マニアとしてリアルに肌で感じています。

私自身、賞品価値と当選者数や応募者数などを勘案し、コストとリターンの比率で応募するかどうかを決めているのですが、近頃は応募までに至る懸賞が激減してきています。分母が小さくなれば当然分子も小さくなっていくわけで、今後は懸賞当選報告!などという嬉しそうな投稿も次第に減っていくものと思われます。

まぁ、facebook自体はまだまだこれからの媒体ですから、今後一気に懸賞が無くなってしまうようなことはないでしょうし、私も応募自体をやめてしまうことはありませんが、これまでのように入れ食い状態なんてことは、もう二度とないでしょうね。寂しい限りです。


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