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2013年9月29日日曜日

書籍「資産価値の高い家づくり22の知識」

書籍「資産価値の高い家づくり22の知識」 川瀬太郎&柿内和徳(幻冬舎)

家づくりに取り組む際、家を「資産」として捉え、資産価値を高めるための家づくりのノウハウを専門的な知識をもとに提供している本。写真でおわかりの通り「日本の家はなぜ30年で資産価値が0になるのか?」という割と強烈なキャッチコピーが付けられています。

 家づくりとは、一般的な人であれば一生に一度あるかないかの大事業です。ですが、一般人ではよくわからない専門知識と技術が必要な分野でもあり、それが余計に基準や判断を鈍らせる要因となってしまいます。

この本では、いかに資産価値の高い家づくりをするかに焦点を当ててはいますが、そもそも資産価値の高い家とは何か?といったそもそも論から書かれており、この部分はわかっているようで意外と盲点だったと感じました。

ネタバレになると困るので、どこまで書いていいのかわかりませんが、単純に自説を述べているだけではなく、以下の3つのポリシーに沿った内容が展開されています。

「無駄なコストをカットする」「性能の高い家をつくる」「メンテナンスコストを下げる」

こう並べてみると当たり前のことなのですが、マイホームの夢に浮かれた一般人には、割と耳の痛いポイントなのではないでしょうか。

また、住宅展示場を大きな無駄なコストと捉えているところを見ても、ハウスメーカーの手先としてステルスマーケティングをやっている本ではなさそうです。というより、明らかにハウスメーカーの敵ですね、この本(笑)。

とにかく、マイホーム建築を夢見、考えている方は事前に一読しておくべき一冊だと思われます。建設現場でのチェックポイントまで書かれていますから、決して損な買物ではないでしょう。いや、この本に書かれている知識を駆使することで、数十万どころか、数百万円分のプラス価値ある家を建てられるのではないでしょうか。





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