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2013年1月8日火曜日

【台湾】空港はそりゃぁもう大騒ぎ


年末の台湾旅行での、台湾出国時の出来事。

桃園国際空港で手荷物検査の列に並んでいたところ、私の後ろにいた姪っ子からHELPの声。見ると、姪っ子の後ろの中国人旅客(見るからにいかにもなおばさん)が、姪っ子にピタリと身体をくっつけ、グイグイと押してきていました。


経験者はすぐわかると思いますが、彼らは列へ割り込みされたくないため、前の人にピタリとくっついて並ぶ癖があるのです。はっきり言って異様な光景ですが、自分たちが割り込みするのを止めればいいだけなのに、そんなことさえ理解出来ない人たちだから、ある意味当然の防御策なのでしょう。

仕方ないので姪っ子を先に行かせ、私がおばさんの前に立つことに‥。すると何が気に入らなかったのか、中国語で文句を言いながらそれまで以上に私をグイグイ押してくるではないですか。ただ、何を言っているのか全く聞き取れなかったので、もしかしたら広東語かもしれませんが、服装のセンスのなさ過ぎ感からすると香港ではないでしょう。

しばらくそのままおばさんプッシュに耐えていたのですが、段々とエスカレートしてきて、ほとんど殴る蹴るの状態で大騒ぎしはじめ‥。さらに周囲の仲間たちも加勢して、辺りに響き渡る大声で喚き散らしまくり。なんだこれは。ある程度は想定内ではあるけど、目の前でやられた日にはたまったものではないですね。

しかしこれだけ騒げば空港職員が飛んでくるだろうと思い見てみると、横目でチラリと視線を送ってきて、またか‥といった表情を見せただけ。おいおい、助けてくれよ(笑)。

と、ちょうど私の番が回ってきたのでサッとゲートをくぐり、喧噪の外へ。それでも大声で叫び続けるおばさんは、ゲートでピンポーン!振り返ってみると手荷物もひっかかってるようで、今度は大声の方向が空港職員の方へ移動(笑)。うは(笑)。さらに仲間のおばさんたちもゲートで次々ピンポーン!ピンポーン!でブチ切れたらしく、もう手荷物検査場は暴動一歩手前の様相に‥(^^;。

私たちはそのまま出国審査へ進んだので、その後どうなったのかはわかりません‥。

私の何がいけなかったのかよくわかりませんが、空港を大騒ぎにしてしまってスミマセンでした(^_^;。

※写真と文章には特に関連性はありません。

2013年1月6日日曜日

【レポート】くまモンといっしょ!~6泊7日のサプライズ旅~

ご存じくまモンは、2011年のゆるキャラグランプリを獲得した熊本県の営業部長のこと。こういったキャラクターに好き嫌いがあることは仕方のないことだけど、私はくまモンが好き。一見するとかわいいのだけど、よーく見るとちょっとキモイ(笑)。だって身体は熊っぽいのに、目なんて爬虫類のそれだよ。でも何度も見ているとそこがかわいく思えてしまう不思議な魅力。

そのくまモンが営業部長として旅をしながら熊本を紹介してくのが、このほど扶桑社から発売された「くまモンといっしょ!~6泊7日のサプライズ旅~」(定価1,050円)。熊本市の路面電車からはじまり、熊本城、からし蓮根作りからくまBARの紹介と、実際にくまモンが現地まで行って取材した写真を全ページフルカラーで紹介していて、楽しみながら見てるだけで熊本の観光情報が自然と頭に入って来るという優れ物。

さらに旅の最後には東京浅草へ旅行にでかけたり、公務員としての日々の仕事を紹介したりと、これ一冊でくまモンと熊本通になれるレベルのくまモン情報満載。くまモン好きには必須アイテムと言えるかもしれません。

しかし、観光地やお店に本物の?くまモンが普通にいるっていう風景が、こんなに楽しいとは、見てみるまで思いもしなかったですね。確かに合成写真でも実現は出来るんだろうけど、普通ではありえないシチュエーションで、周囲の人たちの表情を含め、リアルくまモンの存在感っていうのがリアルに感じられてとてもいい感じです。

そしてこの本で忘れることが出来ないポイントがもう1つ。巻末に付いているくまモンクロスワードパズルを解くとわかるキーワードと、帯に付いている応募券を扶桑社へ送ると、なんとオリジナルのくまモン名刺を全員にプレゼントしてくれるのです!これは貴重です。ただ、貰えるのはたったの3枚なので、きっと誰かにあげることはありえず、名刺としての役割を果たすことはないんでしょうけど(笑)。※ちなみに名刺受け付けの締め切りは2013年の12月1日なので、まだまだ十分に余裕ありです。

あ、そうそう。この本で私が唯一不満に感じたのは、目次がないこと。全体でも100ページあまりしかないので、パラパラとめくれば目的のページもすぐに見つかるとはいえ、目次があれば観光ガイド的な使い方も出来ていいのになぁと感じた次第です。



私的おすすめ度:★★★★☆ 4.8星
※目次なしがマイナス0.2星で、残念ながら満点とはなりませんでした。が、マイナス要因はそれだけともいえる秀作です(^_^)。


【勝手に目次】 ※内容をざっくりと目次にまとめてみました。
ごあいさつ
くまモンってこんな熊!
くまモン旅1日目
 ・熊本市路面電車
 ・熊本城
くまモン旅2日目
 ・からし蓮根づくりに挑戦
 ・熊本ラーメン
 ・水前寺成趣園
 ・くまBAR
くまモン旅3日目
 ・鍋ヶ滝
 ・黒川温泉
くまモン旅4日目
 ・阿蘇
 ・ヒゴタイ公園
くまモン旅5日目
 ・海の駅 宇土マリーナ
 ・道の駅 宇土マリーナおこしき館
くまモン旅6日目
 ・九州新幹線
 ・くまもとサプライズスポット
 ・東京スカイツリー
 ・浅草浅草寺
 ・浅草花やしき
くまモン旅7日目
 ・しながわ水族館
 ・東京駅
くまモン営業部長のお仕事
くまモンクロスワードパズル+特製名刺
おかしかモン写真館
おわりに
付録:くまモンの熊本めぐりサイコロ
付録:くまモンの熊本めぐりすごろく


【関連サイト】
株式会社扶桑社
【単行本】くまモンといっしょ! ~6泊7日のサプライズ旅~

扶桑社ファンサイトファンサイト参加中

2012年12月29日土曜日

ありがとう&ごちそうさま

私は、例えばお店やコンビニで商品を買った時は、レジをしてくれたスタッフに「ありがとう」。レストランや居酒屋などだと、フロアスタッフだけでなく、出来れば厨房スタッフにも「ごちそうさま」。たとえ初めてのお店でも、出る際には必ず一言お礼を言うようにしています。

コンビニなどだとありがとうを言ってくれる客も少ないのか、こちらの言葉に「え?」と驚きの表情を見せる場合も少なくありません。それでも、戸惑いながら返してくれるスタッフの「ありがとうございました」は、いつもの表情やトーンとは一段違っているようで、こちらも何だか余計にうれしくなってしまいます。

そして何度か通ううちに顔を覚えられ、最初から丁寧な対応やあいさつをしてくれたり、時には大学生バイトのおにいちゃんに「今まで仕事ですか?大変ですね」なんて声をかけられたり・・・。

自分が学生時代、アルバイトしてた時にかけてもらえた「ありがとう」がとてもうれしかったので、客の立場になったら必ず言うようにしていたものがずっと続いて、今ではある意味癖のようになっているわけです。

まぁ、もし全部の客がありがとうを言うようになれば、またスタッフの対応も違ってしまう可能性は大ですが(笑)、たった一言かけるだけで、もしお店のスタッフがほんの少しでも心が和んだり、ちょっぴりでもうれしいと感じたり、わずかでも明るい気持ちになってくれるなら、こちらもちょっとだけどハッピーになれるわけで。

近頃のお店は全般的に、一言も会話しなくてもいいようなシステムになりつつあるようですが、ほんの一言を付け加えるだけで簡単にやさしい空気を作れます。もし無言のままの方は、ぜひ一度試してみてくださいね(^_^)。

2012年12月9日日曜日

【経済】裏の裏の裏をヨム


ニュースなどによく登場する経済や金融専門の情報サービス会社ブルームバーグ。以下でリンクしているはそのブルームバーグのとある記事です。まずはこの記事に目を通してみてください。
「株が怖い」、個人の懐に800兆円埋蔵-日本株再生へ壁高し
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MDIKOY0UQVI901.html


12月7日(ブルームバーグ):下がれば買い、上がれば売る。日本株売買シェアで外国人に次ぐ存在感を持ちながら、相場のキャスチングボートを握り切れない個人投資家。市場参加者の中心が変わり身の早いセミプロのためで、多くはいまだ株式を恐れ、資金を財布の奥深くにしまい込む。日本株を活性化し得る埋蔵金はなお ...続きを読む



●裏ヨミ
日本では個人資産の多くが預貯金に回されるため、株式市場が低迷し、ひいては日本経済が活性化しないのだそうです‥。正直、素人が書いたとした思えないほど低レベルな記事に空いた口が塞がりません。

個人が直接投融資するのはリスクが高いため、銀行が資産を預かり、債権市場や株式市場への投資、企業への融資などに使用。そこから出た利益を利息として預金者へバックする‥それが銀行本来の姿。銀行に預けられた個人資産は、銀行が現金のまま金庫に眠らせているとでも思っているのでしょうか。

‥‥と、この記事をそのまま鵜呑みにするのはもちろんダメですが、上記のように馬鹿記事だ!と一蹴してしまうのもまだダメなのです。仮にも経済金融の専門情報サービス会社の記事ですから、書いてる記者だってそんなことは百も承知のはず。ではなぜこんな記事を書いたのか‥。

●裏の裏ヨミ
バブル崩壊やITバブルの伸び悩みで個人投資家の資産が株式市場へ流れなくなったのはその通りですが、ではそれを面白く思ってないのが誰かと言えば、個人投資家と株式市場の間に入って手数料を稼いでいる証券会社なのです。要するに、この記事は一種のステルスマーケティングであり、日本経済を活性化するために、皆さん株式市場へ投資しましょう!と呼びかけているのです。要するに、もっと証券会社を使って、証券会社に利益をもたらせてください!と言っているのです。

‥‥と、この記事からここまで到達すれば、とりあえず六合目くらいでしょうか。この記事の本当の姿をあぶり出すには、もう一段階の裏読みが必要なのです。

ブルームバーグにとって、顧客でもある証券会社への利益誘導は当然のことでしょうが、直接的な利益が入って来るわけではありません。しかし彼らが自分たちの直接利益にならないことをするはずがありません。ということは‥ヒントはこの記事中にあります。

●裏の裏の裏ヨミ
現在日本の株式市場の7割は外国人投資家が占めています。彼らは安価で低迷していた日本株をしこたま仕込みました。後は本来あるべき相場まで戻るのを待って売り抜けるだけ‥。そう、844兆円もの個人資産の一部でも株式市場へ流れてくれば‥。

素人の個人投資家が、いきなり信用取り引きの「売り」から入って来るはずもなく、当然これから上がるだろうと想像する銘柄を「買う」でしょう。買う人がいるということは売る人がいるわけで、取り引きが成立していけば当然株式相場は上昇していくわけで‥。あとはご想像の通りです。

※もちろんこれは、あくまでも私の個人的な見解であり、取材に基づいた内容ではありませんので、その点はご了承ください。