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2013年4月21日日曜日

電子書籍にビビるマスコミ

以下、時事通信の記事引用です。
電子書籍、利用者7%=「使わない」が7割-時事通信調査
 時事通信が3月に実施した電子書籍端末の利用に関する調査で、「使っている」との回答が6.7%、「使いたい」が22.2%にとどまり、69.8%が「使いたいと思わない」と答えた。利用者の割合は前回2011年3月調査(3.3%)から倍増したが、同端末の普及が進まない様子が浮かび上がった。
 年齢層別の「使っている」の回答割合は、30代が18.5%で最も高く、次いで20代が11.3%。一方、40代は6.1%、50代は4.1%、60代以上は1.5%と低調だった。「使いたい」は、20代から50代が25~30%程度だったが、60代以上は11.9%にとどまった。(2013/04/20-16:15)
まず、2008年に行った文化庁の国民の読書量調査では、約46%が月に1冊も本を読まないと回答しています。この層は年々増えていますから、5年後の今ならほぼ半数が本を読まなくなっていると考えられるでしょう。約半数にも及ぶ本を読まない人に電子書籍について質問すること自体にも問題がありそうですが、もっと注目すべきは「電子書籍」ではなく「電子書籍端末」について質問している点です。

要するにKindleやKoboなどの電子書籍端末を使っているか?使いたいと思うか?と聞いているのに、見出しには「電子書籍、利用者7%=「使わない」が7割」と、なぜか電子書籍を主語に持ってきているのです。これでは騙し記事だと言われても文句はないでしょう。数年前と違い、今や電子書籍の主力端末は専用端末ではなくスマホや汎用タブレットであり、電子書籍端末の利用率や利用期待率が低いからといって、電子書籍自体を否定しているわけではないはずなのに、この捻じ曲げ方には疑問を感じずにはいられません。

このアンケート結果そのままを記事にするとしても、「電子書籍端末、利用者倍増=使いたいが約3割にのぼる」というタイトルを付けることだって出来るわけです。たとえば以下のような感じで‥。
電子書籍端末、利用者倍増=使いたいが約3割にのぼる
 3月に実施した電子書籍端末の利用に関する調査で、「使っている」との回答が前回2011年3月調査(3.3%)から倍増の6.7%、「使いたい」が22.2%となり、合わせて28.7%が「使っているまたは使いたいと思う」と答えた。同端末の今後の普及が予想される状況が浮かび上がった。
 年齢層別の「使っている」の回答割合は、30代が18.5%で最も高く、次いで20代が11.3%。一方、40代は6.1%、50代は4.1%、60代以上は1.5%と低調だった。「使いたい」は、20代から50代が25~30%程度だったが、60代以上は11.9%にとどまった。(2013/04/20-16:15)
どうです?後半の段落は一切加工していませんので、見出し+本文前半を本物の記事と比べてみてください。見出しから騙し要素の入っている本物より、こちらの方がよっぽどしっくりくるのは私だけでしょうか。

時事通信ともあろうものが、なぜこういう恣意的なアンケート結果を記事として堂々と公開するんでしょうね。電子書籍の普及がそんなに怖いのでしょうか?(笑)


ま、というような時事通信への突っ込みはこのくらいにして、せっかくなのでこのアンケート結果の本質を読み取ってみたいと思います。

まず、KindleやKoboなどの電子書籍端末を持っている+購入希望者が約3割ということって、私としては大きな数字が出たなと驚いています。だって情報機器は普及率が15%を超えると爆発的な普及につながると言われているのに、単純に購入希望者の半数弱しか買わなかったとしても、普及率は簡単に15%に達してしまうわけです。

現在はスマホや汎用タブレットが電子書籍の主力端末として利用されていますが、この数値からすると、将来的には電子書籍端末が主力となる可能性も充分あり得る、と考えられます。そう考えると、周囲から叩かれながらも、Koboの普及に力を入れている楽天の方向性は、あながち間違っていないのかもしれません。もちろん、全力投入中のアマゾンも‥‥。

それと、同記事の中では高年齢層が使っていない、使いたいと思っていないという点をなぜか強調していますが、シルバー世代商品でもあるまいし、言い方は悪いですが、電子書籍及び電子書籍端末の普及と言う観点からはどうでもいいことでしょう。主力である20代から50代が25~30%も使いたいと考えていることがわかれば、それで十分です。

ということで、マイナス方向への流れを作ろうとしている(と感じられる)このアンケート結果からでも、今後、電子書籍及び電子書籍端末はますます普及していくのではないかと想像されます。毎年毎年「今年こそ電子書籍元年」と言われて久しいですが(笑)、さすがにそろそろ元年と言ってもいい時期に来ているだろうなと、私は感じはじめています。

ということのということで、せっかくなので私の電子書籍(一部)をご紹介しておきますので(^_^;、お暇でご興味のある方は是非ご購入ください(^_^;;; 。いやーなかなか売れないのです・・・(T_T)。って、最後の最後にこんな宣伝を入れてしまうと、情報を恣意的に捻じ曲げているのは私の方?って思われちゃうかもなぁ。まぁ、それならそれでもいいや。

2013年4月17日水曜日

アウトドアリゾートをつくろう

コールマンっていやぁ、特にアウトドアに興味のない人でも聞いたことくらいはあるという、人気のアウトドアブランド。そのコールマンが新しいタイプのアウトドアライフを提案しています。その名も「アウトドアリゾートをつくろう」。

まぁ、いきなりアウトドアリゾートと言われてもピンとこないでしょうから、まずはこのビデオに目を通してみてください。



要するに、テントにシュラフにピッケルなんて持たなくても、アイデア次第でもっと気軽で手軽で楽しいアウトドアライフがあるじゃない?っていうことのようです。このビデオの中だったら、私は天空のコーヒータイムか、メガ盛り誕生パーティーがいいかなぁ。

アウトドアっていうと、ついつい大げさに考えてしまいがちで、準備やら予算やら後片付けやらを想像するだけで疲れてしまい、また今度でいいか・・・と。このアウトドアリゾートっていう考え方、大賛成です(^^)。

●コールマンの「アウトドアリゾートを作ろう」スペシャルサイトはこちら
アウトドアリゾートをつくろう。
●コールマン本体のWEBサイトはこちら
コールマンWebサイト

●5/25-26に東京で開催されるアウトドアリゾートのイベント情報こちら
アウトドアリゾートをつくろう。 In Tokyo Midtown


2013年3月18日月曜日

フレッツ光ネクスト隼 光の速さを体感しよう!特設サイト体験


確かに、光回線が速いことは知ってるけど、具体的にどのくらいの違いがあるかまではよくわかってないんだよね。数値で違いを示されても、ピンとこないのは仕方ないことで・・・。それをこういう方法(動画で比較)で説明してくれると、これは確実にわかる。ていうかこれでわからないなら、どうにも説明のしようがない(笑)。それくらいわかりやすい。

いや、冗談だと思うでしょうけど、以下のバナーから特設サイトを見てみてください。本当によくわかるから。見たら絶対「フレッツ光ネクスト隼すげー!」ってなりますよ。いやマジで(笑)。


「フレッツ光ネクスト隼 光の速さを体感しよう!特設サイト体験」



正直、このプロモーションには「やられた」感があります。いくら言葉や数字で説明しても、こういう感覚的な訴求力には叶わないですよね。実際、ユーザが求めてるのはこっちのわかりやすさですしね。

ちょっと考えさせられる広告でした。

※おまけにwifiでもこれだけの速度が出るってことは・・・ぶつぶつ・・・

オリジナルマット完成!

「印刷工房 煌」さんが実施していた「オリジナルデザイン玄関マットモニタープレゼント」に当選し、自分の描いたイラストでオリジナルデザイン多目的マット(玄関マットではない)を無償にて作成してくれました!

サイズは175×45cmですから、ちょうどキッチンマットにちょうどいいサイズですね。ということで、送ってもらったテンプレートに沿って作成したイラストが以下。

当ブログ常連の方はご存じかと思いますが、私がPowerPointのイラスト機能だけで描いている猫イラストシリーズ「Chika-Nyans」の登場猫たちをレイアウトしてみました。

元々はPowerPointデータなので、そのままでは印刷に使えないため、PowerPointデータを元にAdobe Illustratorで描き起こしました。おかげでちょっとイメージが変わってしまった部分もありますが、まぁ問題のない範囲でしょう。

で、数週間後、出来上がってきたのがこちら。


私も紙などの印刷物発注の経験は多々ありますが、生地への印刷は未経験だったこともあり、RGBからCMYKへのカラー変換がいまいちでしたね。微妙な色の違いや鮮やかさを再現することが出来ませんでした。。。

が、基本的には大満足です♪。写真で撮るとなんだかぼんやりとしてて見た目的にわかりにくい箇所もありますが、実物はとてもかわいく仕上がっています。おまけにいつもディスプレイの中でしか見たことなかったキャラクターたちが、でかいんです(笑)。当たり前ですが(^^;。

さっそく家族にも見せましたが、もちろん奥さんも子供たちも大喜び。ただ、かわいすぎてマットとして使って踏んでしまうことが忍びないとも(笑)。

印刷工房 煌の皆さん、本当にありがとうございました!


有限会社栄興
D.I プランニング ファンサイトファンサイト参加中

2013年2月10日日曜日

チョコへの目覚め

パティシエール杉本都香咲さんのブログで開催している「【LOVE♪LOVE♪チョコレート】キャンペーン!」で、チョコレートへの愛の告白をしてくれ!ということなので、私なりの告白を‥(^_^;。



私は、大のチョコ好きを恥ずかしげもなく公言する40歳代後半のおやぢですが、実は10年ほど前までチョコ嫌いでした。若い頃は女の子からもらったバレンタインデーのチョコも一切口にせず、そのまま母親にあげてしまう‥‥という暴挙でさえ仕方ないことだと考えていたほどでした。今考えてみても、なぜそこまで嫌っていたのか、私自身にも理由がよくわからないのですが。

しかし、10年ほど前、会社で席が隣だったチョコ大好きな同僚が、私のチョコ嫌いを知っていながら、毎日のように私に小さなチョコの欠けらを1つ2つとくれるのです。チョコって美味しいんだから食べてみてと。私も最初は抵抗していたのですが、ほんの1口程度のチョコだし、まぁいいかと口に入れるようになったところ‥‥。半年もすると自分でチョコを購入するようになっていました。

単に食べず嫌いなだけだったのか、それとも30歳代後半にして体質や嗜好が変化したのか、はっきりとした理由はわかりませんが、チョコのやさしい口どけと芳醇な味わい、苦味の向こう側に広がる奥深さ、そしてチョコを食べているという時間的な余裕から感じる、ゆったりとした心の安らぎ‥‥。長年こんな素敵な宝物を拒否することで、大切な時間を無駄遣いしていたようにも感じましたが、この年齢になってからだからこそ、チョコの素晴らしさに素直に向き合えたのかもしれません。

兎にも角にも、私はこうしてチョコ好きとなり、今ではチョコを片手に、チョコの美味しさ普及委員の1人として活躍の場を探している状況です。



【LOVE♪LOVE♪チョコレート】キャンペーン!の詳細についてはこちら

2013年2月2日土曜日

体罰反対!体罰禁止も反対!え?

大阪市立桜宮高校で、体罰が原因で生徒が自殺した件で世間が大騒ぎしているところへ、柔道女子強化チームの暴力騒動。世論はこれをきっかけに、日本のスポーツ界にはびこる体罰撲滅へと一気に雪崩を打とうとしているようです。

私もマスコミの報道でしか内容を知らないので、それだけで全てを知ったつもりで断定・断言は出来ないのですが、桜宮高校の場合、40~50発も叩いたのだとか。そこまでやっているのであれ体罰云々でなく、普通に暴行事件として扱うべきだと思うのですが、なぜか警察が動いているという話は聞こえて来ず‥‥。逆に言えばこれが暴行事件でないのなら、教育現場では何をやっても許されるということになってしまうのではないかと、心配にさえなってしまいます。

私は基本的に体罰反対です。と言うと我が息子たちから大ブーイングを喰らいそうですが、家庭内での躾としての体罰と、学校スポーツでの体罰をひとくくりにしてはいけません。それはそれ、これはこれですので、ごちゃごちゃ言わないように。>我が息子たち

なぜ体罰反対なのかというと、体罰容認としてしまうと、この桜宮高校の監督のように体罰と暴力の違いを理解しないまま、簡単に暴力に走ってしまう指導者が出てしまうためです。

私も小学3年から高校1年までずっと剣道をやっていたため、それなりの体罰は受けてきた記憶があります。が、何十発も叩かれるとか、殴る蹴るの暴行を受けたりしたことは当然ありません。また、スポーツではなく一般の学校生活においても先生から体罰を受けましたが、「生徒に手を上げることが先生にとってどれだけ辛いことかわかってるの!」と泣きながら私を叩いた先生もいました。

そういう経験からすると、確かに私は体罰容認派なのですが、先に述べたように容認としてしまうと、必ず勘違いする人が出て来てしまうため、立場的には体罰反対を取っています。

じゃ、体罰を完全に禁止すべきなのかといえば、実は体罰禁止にも反対なのです。なぜかと言えば、何を基準に体罰と認定するのかというような明確な線引きが、現実的に出来ないためです。

拳骨で顔を殴ったり、足で蹴ったりするのはともかく、明確な基準がないまま体罰を禁止してしまうと、もしかすると以下のような場合も全て体罰になってしまいかねません。
  • テストで0点を取った生徒に先生が、「もっと頑張れよ」と持っていた教科書でポンと軽く頭を叩いた。
  • 授業中だというのに席を立ち、走り回る児童を連れ戻そうとした先生が、児童の腕を掴んで強く引っ張った。
  • 授業中の態度が悪い生徒を、授業が終わるまでの時間その場に立たせた。※廊下ではない。教室外に出すことは学校教育法で禁止されているので。
  • テストの際、答えを書く欄を間違った生徒に先生が「おいおい、何やってんだよバカだなぁ。」と言った。生徒をバカと言った。
また生徒側も、ちょっと身体が触れたり、強い口調で言っただけで、体罰だ!パワハラだ!場合によってはセクハラだ!と騒ぎ始め、収拾が付かなくなってしまうことが目に見えています。よって体罰禁止にも反対なのです。

ということで、体罰反対だけど体罰禁止も反対ということになり、ある意味私の中で既に収拾が付かなくなってきたので、基本に立ち返り、体罰とは何かを考えてみることにします。

学校における体罰を禁止している法律は「学校教育法」です。
学校教育法<第11条>(懲戒)
校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、文部科学大臣の定めるところにより、児童、生徒及び学生に懲戒を加えることができる。ただし、体罰を加えることはできない。

ただこれだけでは抽象的過ぎるので、法務省が通達を出しています。
学校教育法第11条にいう「体罰」とは、懲戒の内容が身体的性質のものである場合を意味する
  1:身体に対する侵害を内容とする懲戒(殴る・蹴るの類)は体罰に該当する
  2:被罰者に肉体的苦痛を与えるような懲戒(端坐・直立等・特定の姿勢を長時間にわたって保持させる)は体罰に該当する
すなわち、「体罰」はその成立要件として、
  1:懲戒の対象となる行為に対して、
  2:その懲戒内容が、被罰者の身体に対する侵害を内容とするか、被罰者に肉体的苦痛を与えるようなものであり、
  3:その程度があくまでも「罰」の範疇であること。

まだこれでもわかりにくいので、以下のような見解も出しています。
(参考)「生徒に対する体罰禁止に関する教師の心得」
(ア)用便に行かせなかったり、食事時間を過ぎても教室に留め置くことは肉体的苦痛を伴うから、体罰となり、学校教育法に違反する。
(イ)遅刻した生徒を教室に入れず、授業を受けさせないことは、たとえ短時間でも、義務教育では許されない。
(ウ)授業時間中怠けたり、騒いだからといって生徒を教室外に出すことは許されない。
(エ)人の物を盗んだり、こわしたりした場合など、こらしめる意味で、体罰にならない程度に、放課後残しても差し支えない。
(オ)盗みの場合などその生徒や証人を放課後訊問することはよいが、自白や供述を強制してはならない。
(カ)遅刻や怠けたことによって、掃除当番などの回数を多くするのは差し支えないが、不当な差別や、酷使はいけない。
(キ)遅刻防止のための合同登校は構わないが、軍事教練的色彩を帯びないように注意すること。

一般的にはどこからどこまでが体罰なのかが不明瞭でわかりにくい、という印象がありますが、こうして法令を文字で確認してみると、ある程度の線引きは出来ているような気がします。

しかし、通達にある「体罰」の成立要件の2にあるように、現行法ではあくまでも体罰とは「肉体的苦痛」が対象であって、精神的な苦痛は体罰とは呼ばないのです。さらに、桜宮高校の場合は学校教育法が適応されますが、立派な大人である柔道女子強化チームなどは当然適応外なのです。

このように見ていくと、いくらでも話が広がってしまい、どんどん収拾が付かなくなってきます。正直、私もこの流れで結論をまとめることが出来そうな気がしません(^_^;。

ただ、1つだけ、私なりの考えがまとまっている部分があります。それは、もし体罰を受ける側がそれを暴力であり暴行であると感じた場合、その苦情なりクレームなりを受け付け、きちんと判断する組織を整備することです。本来、学校なら教育委員会であり、強化チームであれば所管の協会が対応すべきなのでしょうが、現実問題としてそういう苦情に対処出来るだけの機能が備わっていませんし、それを彼らに求めることも酷だと思われます。

よって、それら機関・組織はあくまでも苦情を受け付けるだけの窓口とし、判断は第三者機関なり司法機関なりにまかせるべきだと考えます。教育という名のもとに暴力や暴行をふるう人間は、やはりそれなりの処罰を与えないとダメでしょう。先生を辞めれば、監督を辞めればそれで許されるなんていうのはどう考えてもおかしいのです。暴力も暴行も列記とした犯罪です。罪を犯した者は法に則って処罰される、それが法治国家としてのあるべき姿ではないのでしょうか。

2013年1月8日火曜日

【台湾】空港はそりゃぁもう大騒ぎ


年末の台湾旅行での、台湾出国時の出来事。

桃園国際空港で手荷物検査の列に並んでいたところ、私の後ろにいた姪っ子からHELPの声。見ると、姪っ子の後ろの中国人旅客(見るからにいかにもなおばさん)が、姪っ子にピタリと身体をくっつけ、グイグイと押してきていました。


経験者はすぐわかると思いますが、彼らは列へ割り込みされたくないため、前の人にピタリとくっついて並ぶ癖があるのです。はっきり言って異様な光景ですが、自分たちが割り込みするのを止めればいいだけなのに、そんなことさえ理解出来ない人たちだから、ある意味当然の防御策なのでしょう。

仕方ないので姪っ子を先に行かせ、私がおばさんの前に立つことに‥。すると何が気に入らなかったのか、中国語で文句を言いながらそれまで以上に私をグイグイ押してくるではないですか。ただ、何を言っているのか全く聞き取れなかったので、もしかしたら広東語かもしれませんが、服装のセンスのなさ過ぎ感からすると香港ではないでしょう。

しばらくそのままおばさんプッシュに耐えていたのですが、段々とエスカレートしてきて、ほとんど殴る蹴るの状態で大騒ぎしはじめ‥。さらに周囲の仲間たちも加勢して、辺りに響き渡る大声で喚き散らしまくり。なんだこれは。ある程度は想定内ではあるけど、目の前でやられた日にはたまったものではないですね。

しかしこれだけ騒げば空港職員が飛んでくるだろうと思い見てみると、横目でチラリと視線を送ってきて、またか‥といった表情を見せただけ。おいおい、助けてくれよ(笑)。

と、ちょうど私の番が回ってきたのでサッとゲートをくぐり、喧噪の外へ。それでも大声で叫び続けるおばさんは、ゲートでピンポーン!振り返ってみると手荷物もひっかかってるようで、今度は大声の方向が空港職員の方へ移動(笑)。うは(笑)。さらに仲間のおばさんたちもゲートで次々ピンポーン!ピンポーン!でブチ切れたらしく、もう手荷物検査場は暴動一歩手前の様相に‥(^^;。

私たちはそのまま出国審査へ進んだので、その後どうなったのかはわかりません‥。

私の何がいけなかったのかよくわかりませんが、空港を大騒ぎにしてしまってスミマセンでした(^_^;。

※写真と文章には特に関連性はありません。

2013年1月6日日曜日

【レポート】くまモンといっしょ!~6泊7日のサプライズ旅~

ご存じくまモンは、2011年のゆるキャラグランプリを獲得した熊本県の営業部長のこと。こういったキャラクターに好き嫌いがあることは仕方のないことだけど、私はくまモンが好き。一見するとかわいいのだけど、よーく見るとちょっとキモイ(笑)。だって身体は熊っぽいのに、目なんて爬虫類のそれだよ。でも何度も見ているとそこがかわいく思えてしまう不思議な魅力。

そのくまモンが営業部長として旅をしながら熊本を紹介してくのが、このほど扶桑社から発売された「くまモンといっしょ!~6泊7日のサプライズ旅~」(定価1,050円)。熊本市の路面電車からはじまり、熊本城、からし蓮根作りからくまBARの紹介と、実際にくまモンが現地まで行って取材した写真を全ページフルカラーで紹介していて、楽しみながら見てるだけで熊本の観光情報が自然と頭に入って来るという優れ物。

さらに旅の最後には東京浅草へ旅行にでかけたり、公務員としての日々の仕事を紹介したりと、これ一冊でくまモンと熊本通になれるレベルのくまモン情報満載。くまモン好きには必須アイテムと言えるかもしれません。

しかし、観光地やお店に本物の?くまモンが普通にいるっていう風景が、こんなに楽しいとは、見てみるまで思いもしなかったですね。確かに合成写真でも実現は出来るんだろうけど、普通ではありえないシチュエーションで、周囲の人たちの表情を含め、リアルくまモンの存在感っていうのがリアルに感じられてとてもいい感じです。

そしてこの本で忘れることが出来ないポイントがもう1つ。巻末に付いているくまモンクロスワードパズルを解くとわかるキーワードと、帯に付いている応募券を扶桑社へ送ると、なんとオリジナルのくまモン名刺を全員にプレゼントしてくれるのです!これは貴重です。ただ、貰えるのはたったの3枚なので、きっと誰かにあげることはありえず、名刺としての役割を果たすことはないんでしょうけど(笑)。※ちなみに名刺受け付けの締め切りは2013年の12月1日なので、まだまだ十分に余裕ありです。

あ、そうそう。この本で私が唯一不満に感じたのは、目次がないこと。全体でも100ページあまりしかないので、パラパラとめくれば目的のページもすぐに見つかるとはいえ、目次があれば観光ガイド的な使い方も出来ていいのになぁと感じた次第です。



私的おすすめ度:★★★★☆ 4.8星
※目次なしがマイナス0.2星で、残念ながら満点とはなりませんでした。が、マイナス要因はそれだけともいえる秀作です(^_^)。


【勝手に目次】 ※内容をざっくりと目次にまとめてみました。
ごあいさつ
くまモンってこんな熊!
くまモン旅1日目
 ・熊本市路面電車
 ・熊本城
くまモン旅2日目
 ・からし蓮根づくりに挑戦
 ・熊本ラーメン
 ・水前寺成趣園
 ・くまBAR
くまモン旅3日目
 ・鍋ヶ滝
 ・黒川温泉
くまモン旅4日目
 ・阿蘇
 ・ヒゴタイ公園
くまモン旅5日目
 ・海の駅 宇土マリーナ
 ・道の駅 宇土マリーナおこしき館
くまモン旅6日目
 ・九州新幹線
 ・くまもとサプライズスポット
 ・東京スカイツリー
 ・浅草浅草寺
 ・浅草花やしき
くまモン旅7日目
 ・しながわ水族館
 ・東京駅
くまモン営業部長のお仕事
くまモンクロスワードパズル+特製名刺
おかしかモン写真館
おわりに
付録:くまモンの熊本めぐりサイコロ
付録:くまモンの熊本めぐりすごろく


【関連サイト】
株式会社扶桑社
【単行本】くまモンといっしょ! ~6泊7日のサプライズ旅~

扶桑社ファンサイトファンサイト参加中

2012年12月29日土曜日

ありがとう&ごちそうさま

私は、例えばお店やコンビニで商品を買った時は、レジをしてくれたスタッフに「ありがとう」。レストランや居酒屋などだと、フロアスタッフだけでなく、出来れば厨房スタッフにも「ごちそうさま」。たとえ初めてのお店でも、出る際には必ず一言お礼を言うようにしています。

コンビニなどだとありがとうを言ってくれる客も少ないのか、こちらの言葉に「え?」と驚きの表情を見せる場合も少なくありません。それでも、戸惑いながら返してくれるスタッフの「ありがとうございました」は、いつもの表情やトーンとは一段違っているようで、こちらも何だか余計にうれしくなってしまいます。

そして何度か通ううちに顔を覚えられ、最初から丁寧な対応やあいさつをしてくれたり、時には大学生バイトのおにいちゃんに「今まで仕事ですか?大変ですね」なんて声をかけられたり・・・。

自分が学生時代、アルバイトしてた時にかけてもらえた「ありがとう」がとてもうれしかったので、客の立場になったら必ず言うようにしていたものがずっと続いて、今ではある意味癖のようになっているわけです。

まぁ、もし全部の客がありがとうを言うようになれば、またスタッフの対応も違ってしまう可能性は大ですが(笑)、たった一言かけるだけで、もしお店のスタッフがほんの少しでも心が和んだり、ちょっぴりでもうれしいと感じたり、わずかでも明るい気持ちになってくれるなら、こちらもちょっとだけどハッピーになれるわけで。

近頃のお店は全般的に、一言も会話しなくてもいいようなシステムになりつつあるようですが、ほんの一言を付け加えるだけで簡単にやさしい空気を作れます。もし無言のままの方は、ぜひ一度試してみてくださいね(^_^)。