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2013年7月14日日曜日

爽健美茶


個人的な感覚として、健康や美容を考えてペットボトルのお茶を飲むっていうのが社会標準として認められるようになったのは、やはり「爽健美茶」の貢献度が一番高いのではないでしょうか。

それまでにもペットボトルのお茶はありましたが、「爽健美茶」が多量の広告出稿で打ち出したイメージは、ある意味お茶の概念を覆すインパクトがありましたよね。「♪そぉ〜けんびちゃっ♪」っていうサウンドロゴはほとんどの国民の脳裏に焼き付いてしまいました。味もお茶につきものだったはずの渋みがほとんど感じられず、スッキリ感がありましたよね。

て、過去形にしちゃうと昔話みたいになってしまいますが(笑)、今回新しくなった「爽健美茶」ももちろん早速飲んでいます。カフェインゼロでさらに健康志向になり、味もさらにスッキリ。「爽健美茶」の発売当時と比べれば今はライバルもたくさんいますが、個人的に「爽健美茶」は別枠ですね。本物のお茶を目指すなら、いやいや、それなら最初から本物のお茶を飲めよ!ていう気がしますし(笑)。

とはいえ、正直、新しい「爽健美茶」を飲み続けてたら、これまでの味がちょっと思い出せなくなっている自分に気付いて困っているのですが(^^;)、どんなところが変わったのかを具体的に言うと、これまでは飲んだ後で舌の上に微妙に残っていたお茶の渋みの残骸のようなものが、新しい「爽健美茶」では全くなくなっているように思われます。飲み始めから飲み終わりまで、ずっとスッキリ感が続きます。

「爽健美茶」を分類するなら「お茶」なのかもしれませんが、緑茶でもなく、中国茶でもなく、単にいろいろなお茶を混ぜただけの混合茶でもない「爽健美茶」は、そろそろ「爽健美茶」という単独のジャンルを作ってもいいんじゃないかとさえ思われます。まぁ、そこまで書くと持ち上げ過ぎの気もしますが、私にとってはそれだけ「他とは違う」感が強いのです。


ということで、別に綾瀬はるかが好きだからという理由では・・・ないと思うのですが(^^;、とりあえず、新しくなった爽健美茶、おすすめです。





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2013年7月4日木曜日

【これ欲しい!】本場エクアドル直輸入の最高級パナマハット

一目で完全に目が釘付け。なんだこのパナマ帽のかっこよさは。本場エクアドルからの直輸入だそうだけど、すごいな。いや、もうちょっとちゃんと表現したいんだけど、いい具合の言葉が見つからないよ。

一般にパナマ帽と呼ばれるものはあちこちのお店に置いてあったりするけど、いやいや、こいつは他と比べるのが失礼過ぎるレベルだよな。何て言うんだろ、シルエットが全然違うよね。丸くて柔らかな曲線のはずなのに、すごくスッキリしてて、かつキリッとした凛々しさが漂ってる・・・そんな印象。

渋い色目のサマースーツに合うのはもちろん、たぶんアロハのような南方系のちょっと派手な色目でラフなデザインのシャツにも絶対似合う。いや、どちらかといえばその方が本場のエクアドルスタイルかも。

おまけに新品はナチュラルなオフホワイト?でとても綺麗なんだけど、長年使いこんだら間違いなく渋い色合いになってくるはず。このパナマ帽には・・・タバコじゃ駄目だな。パイプもいいけど、やっぱりシガーだ。ちょっと無骨なくらい太めのシガーを煙たそうにくわえてる・・・まさに大人の男。もう想像しただけで超かっこいい!

これマジで欲しいけど、ホームページをチェックしてみたらさすがの17,850円!このクオリティでこの価格は本気で安いと思うけど、小遣いで買うとなると簡単には手が出ない・・・。

Homero Ortega(オメロ オルテガ)は高級パナマハット取扱専門店

※商品の詳しい紹介ページはこちら(高級パナマハット専門店Homero Ortega)


実はこのパナマ帽を知ったのは、モニプラのモニター募集ページ。なんとこの最高級のパナマ帽のモニターを3名も募集しているのですよ。ですよ。

モニター条件としては、「最高級パナマハット★をご着用いただいた感想を写真付きでショップへのリンクを載せてブログにアップしていただける方」だそうですが、私などでよければ感想も写真も怒涛のように載せまくりますよ。だって当選もしてない段階でこれだし(笑)。

でも、一番の不安は、この帽子に似合う・・・いや、帽子に負けない服を持っていないこと(涙)。そして私のように貫禄のない中年男に着こなせるのかどうか・・・。なんだか帽子だけが浮いてる、悲しい写真が容易に想像出来てしまうんだよな・・・(泣)。




[3名募集]【最高級パナマハット】本場・エクアドル直輸入の高品質パナマハット

2013年7月3日水曜日

我が愛車遍歴

台湾に5年も住んだおかげ?で、それまでの車マニアな性癖がすっかり影をひそめてしまった今日この頃。一世代前の日産のコンパクトカー「マーチ」に乗りながら、こいつも悪くないじゃん!なんて思ったりするわけで、独身時代の10年で結局1000万円オーバーのお金を車に注ぎ込んだ馬鹿野郎とは思えない・・・。

ま、今は子供にもお金がかかる時期だし(笑)、しばらくはこのまま大人しくしておくのがいいんだろうな。

ということで、これまで乗り継いできた愛車のリストをまとめてみました。画像は実際に乗っていた車ではなく、wikipediaのフリー画像をリンク表示しています。また、乗り継いだ順番は写真の順番とは若干違っています。

マツダ:シャンテGF-II

乗ってたシャンテはシルバー。2ストエンジンで、上り坂だと白煙あげまくりで、後ろの車に大迷惑をかけまくりでした。が、なんとこいつで国道33号線を通り、高知まで往復したことがあるんだよなー(笑)。バカです。

トヨタ:KP-61スターレットDX

乗ってたスターレットは赤。ドノーマルの状態でしたが、走る楽しさを教えてくれたいい車でした。

トヨタ:TE-71カローラレビン

乗ってたレビンは赤で、ウェストラインから下はガンメタ塗装のツートンカラー。中古車で購入した時点で、既にダートラBクラス仕様。フジツボの爆音マフラーにノンスリ、3速クロスミッション。履いてたダート用チューブタイヤは、アスファルトだとなんと1週間から10日で交換しないといけなくなるという、とんでもなく財布に厳しいタイヤでした(涙)

トヨタ:AE86カローラレビンGT APEX

乗ってたのは白+黒。TE71から乗り換えたわりにAPEXという軟弱グレード。そろそろ腕が車に追い付かなくなり、これはまずいなと思わされ始めた車でした(^_^;

ミニ:1000HL

乗ってたミニはベージュ。なぜレビンの次がミニなのかは、私自身にもよくわからず。あまり深く考えず、洗車機に放り込んだら、車内が水浸しになったのにはビックリ(笑)。トラブル三昧な車でした。

フォルクスワーゲン:2代目ゴルフCi

しかしこの写真のゴルフは汚ねぇなぁ。ちゃんと掃除しろよ(笑)。んなことより、FFのくせにパワステが付いてないという極悪車。でも足回りが私好みで好きな車でしたねー。

フォルクスワーゲン:パサート

乗ってたパサートはシルバー。ま、よくも悪くもまさにフォルクスワーゲンのファミリーセダン、ていう感じでしたね。

アウディ:90クアトロ

乗ってたのは紺色。クワトロなのかクアトロなのかは置いておいて、四駆のわりに素直なハンドリングでしたね。パワーも普段乗りには十分過ぎるほどでした。

フォルクスワーゲン:ジェッタ

乗ってたジェッタは紺色。まぁ、こんなもんですね(笑)。

アルファロメオ:164L

乗ってた164は紺色。さすがアルファロメオの高級セダンです。すごく重たいくせに踏むとガツンと飛び出すし、コーナーでもとても楽しめました。が、4車線道路の端から端まで使っても転回出来ない最小回転半径のでかさには、駐車するたびに泣かされました。

BMW:320i

乗ってた320は黒。あまり調子もよくなく、奥さんにも評判よくありませんでした。

フォルクスワーゲン:ヴェント

乗ってたヴェントもシルバー。ジェッタよりは楽しめましたが、ま、フォルクスワーゲンのセダンですよね(笑)

トヨタ:ヴィッツ

乗ってたヴィッツもシルバー。正直、この初代ヴィッツは最悪でした。まー走らない走らない。なんだこれは?っていうくらい走らない。コメントすらしたくないレベルでした。

日産:マーチ

数世代前の日産マーチ。カラーはチョコレート色。足回りは柔らかいんだけど、コーナーでは予想をはるかにこえたねばりを見せ、意外と楽しめます。

BMW:530i

濃紺のBMW530i。ゆとりのサイズでパワーもあり、家族を乗せて走るには非常に適した車でした。ちょっと車重が重いのが気になりましたが。

BMW:120i

白のBMW120i。通常モードで走ると何だかもっさりした走りなのだが、シフトレバーを左に倒してSDモードにすると思いの外キビキビした走りが可能。


2013年6月17日月曜日

【レポート】マ・マー弾む生パスタ・和風3種類を食べてみた

日清製粉のお馴染みパスタブランド「マ・マー」から発売されている「弾む生パスタ」シリーズに、鰹だし・昆布だしを練りこんだ生パスタを使用した「和風生パスタ」3種が新登場。今回故あってモニターをさせていただくことになりました。


この「弾む生パスタ」シリーズがすごいのは、生パスタの「くせ」に、なんと冷凍食品だということ。 そう、電子レンジへ放り込んでチンすれば、もう生パスタの出来上がり。簡単すぎ。

となると問題は味・食感ってことですが・・・味については各商品ごとに書きますので、3つに共通している食感について。

正直なところ、冷凍食品をなめてました。侮っていました。確かに生パスタって言やぁ生パスタだけど、あくまでも疑似生パスタだろうなと。

が、口に入れた瞬間、私の動きが止まってしまいましたね。「弾む」というネーミングは伊達じゃない。まさにモチモチというかプリプリというか、生パスタの食感がそのまま口の中で再現されていたのです。いや、元々生パスタなんだから、再現っていう表現もどうかと思うけど、見事なまでに私の事前の想像は裏切られてしまいました。

噛んでみると弾力性がわずかに抵抗する程度で、特に硬いというわけでもありません。ただ、アルデンテとはちょっと違う感じです。ムニッとしてプチッと切れる。ムニッとしてプチッと切れる。そんな感じです・・・(^_^;。表現が難しい。。。


■海老と小柱の魚介醤油味

最初に選んだのがこいつ。ちょうど夕食時だったので、1つ作ってみんなで食べてみることに。が、ちょっと目を離した隙に、高校生の長男が全部食べ切ってしまいやがった!

「ご、ごめーん!あんまり美味しかったから、残すことなんて考えてもなかった。」
「そんなに美味しかったのか?」
「美味しいなんてもんじゃないよ。もう最高。ボクが今までの人生で食べてきた料理の中で、もしかしたらこれが一番かもしれない。」

なんて言うものだから、横で聞いてた奥さんが大騒ぎ(^^;。

「どうせ私が作った料理なんてね。冷凍食品にさえ負けちゃうレベルだし・・・。」

そこはそれ、そんなつもりで言ったんじゃないよと2人がかりでなだめておいて、もう一食作って今度は私もしっかりと試食。

おお。これは本当に美味しい。生パスタに練り込まれているという鰹だし・昆布だしが、醤油ベースのスープと絶妙なマッチング!さらに柚子?の香りが空腹感を盛り上げてくれます。

息子のコメントも大げさではなかったと感じましたが、余計な揉め事を起こしてもいけないので、心の中だけで小さくガッツポーズを(笑)。



■海老とイカのたらこソース

パスタメニューとしては定番のたらこ。それだけに私の評価も厳しいものになるだろうなと口に運んでみたのですが・・・。うむむむ。 これはどうやら、たらこがどうっていうより、私はパスタに練り込まれている鰹だし・昆布だしにやられてるのではないかと。だってこれもマジで美味しいんですよ。

鰹だし、昆布だし、海老、イカ、たらこ、刻み海苔と、とにかく全てが海の産物でまとめあげられている分、味のまとまりがいいんですよね。かといって当然ながら磯臭さなんてみじんもありませんし。

個人的にはイカのプリプリとパスタのモチモチがすごく好みの組み合わせでした(^^)。



■ほうれん草の胡麻クリーム

上記2点が魚介系だっただけに、実はちょっと楽しみにしていた商品。海の幸に対する山の幸、いや、大地の幸系生パスタ。

が、さすがに冷凍食品のほうれん草は想定以上にヘナヘナで、見た目的には「元はほうれん草だった何か」 に変化していて、おひたしにしたほうれん草を後からパスタの上に並べたのかというような印象でした。

が、このほうれん草が思いのほか効いてるんですよねー。歯ごたえもほうれん草のそれではありませんでしたが、味はしっかりとしていて、口の中で胡麻クリームと上手くマッチするんです。正直、見た目的には改善の余地ありですが、とりあえず今のままでもいいから、もう少し量を増やしてほしい気がしました。


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2013年6月16日日曜日

このブログ

このブログを開設したのは2007年5月とまぁまぁ古いんだけど、それからほぼ4年半放置。2011年末くらいからボチボチと投稿をはじめたので、実質1年半ほどなんだけど、気が付いたらページビューが4000を越えてた。

うーむ。この数値が多いのか少ないのか、私にはさっぱりわからない(笑)。ここ最近は新規投稿なんてあまりしてないのに、月300ページビューくらいで推移しているんだけど、古い記事でも見に来てるのかなぁ。なぞだ。

まぁWEBの感覚からすれば、個人で月3000ページビューとか稼げるようになれば、それなりにトレンドキーパーソンにもなれるんだろうけど(笑)、月300じゃぁな。特定の友達にしか公開されないfacebookにはほぼ毎日数件は投稿してるんだけど、それをブログへ移行したら3000くらいいくかな。うーん、どうだろう(^^;。

結局ページビューを稼いでも特にメリットもないだろうし、これまで通り気が向いた時にボチボチ更新したのでいいかなぁ。

2013年5月17日金曜日

アマゾンギフト券現金化ビジネスプラン

着々と貯まりゆくアマゾンのギフト券残高を見ながら思ったんだけど、今すぐどうしても欲しいものがないとか、買う予定だったけど中止になったとかで、使い道のなくなってるギフト券残高を持ってる人って、少なくないんじゃないかなぁと。

まぁ一般的にはそれほど高額の残高があることもないだろうけど(笑)、放っておくと有効期限が切れてゼロになってしまうし、いくらかの手数料を支払ってでもこれを現金化する方法はないかと考えてみました。
Aさん:アマゾンギフト券残高10,000円分保有
Bさん:売価10,000円の掃除機購入予定

1:Aさん=アマゾンギフト券10,000円分で掃除機購入(配送先はBさん宅)
2:Bさん=現金8,000円をAさんの口座へ振り込み

結果
Aさん:10,000円分のギフト券が8,000円の現金に
Bさん:10,000円の掃除機を8,000円で購入出来た
もちろんAさんがギフト券2,000円分を失ってはいますが、当面使い道のなかったバーチャルマネーが2割の手数料を支払ってリアルマネーになるのであれば、充分あり得る取り引きではないかなと。Aさんさえ納得出来れば、アマゾンでさえ損をしない、三方win-win-winの関係になるではないかと。

でもこれではあくまでも個人間の取り引きでしかないので、もしビジネス化するのであれば・・・
1:Cさん=AさんとBさんをマッチング
2:Bさん=現金9,000円を仲介業者Cさんへ振り込み
3:Aさん=アマゾンギフト券10,000円分で掃除機購入(配送先はBさん宅)
4:Cさん=現金8,000円をAさんの口座へ振り込み

結果
Aさん:10,000円分のギフト券が8,000円の現金に
Bさん:10,000円の掃除機を9,000円で購入出来た
Cさん:AさんとBさんを引き合わせた手数料1,000円をゲット
Aさんが現金化のために失う2,000円をBさんとCさんが分け合う形になっており、やはり全員がwinな関係にはなっていますが、Cさんが恒常的なビジネスとして取り組むには、さすがにもうひとひねり必要な気がしますねぇ。
1:Cさんはマッチングサイトを開設
2:Bさんさんは希望商品と希望購入額をサイトへ登録
2:それを見たギフト券残高持ちのAさんのような人が、自分の残高や現金化したい額に適したデータにアクセス
3:Aさんが内容を了解し、申し込み
4:Bさんへは取り引き相手が見つかったので、現金を振り込むようサイトから自動的にメールで連絡
5:CさんはBさんからの振り込みを確認したら、Aさんへ商品を購入するよう連絡
6:Aさんが商品を購入し、Bさん宅へ配送
7:Bさん宅へ商品が到着したら、CさんはAさんへ現金を振り込み
Bさんの振り込み完了を取り引き成立、商品の到着を取り引き完了としておけば、Cさんにとって、AさんやBさんが契約を履行せずばっくれることによる損失を防ぐことも出来そうです。

ただ、上記フローで2回ほど発生する現金移動時の手数料がネックになりそうで、ここがクリア出来れば、Cさんはマッチングサイトの開発費のリスクを負うだけで、あとは濡れ手に粟なビジネスモデルに・・・ならないかなぁ(^^;

2013年5月7日火曜日

インターネットの落とし穴

スマートフォンやタブレットの普及により、それまでパソコンの使用が前提であったインターネットがさらに便利になり、まさに「いつでも、どこでも、すぐに、簡単に、無料(または格安)で」必要な情報を手にすることが出来るようになってきました。20年前のインターネット黎明期に、将来まさかこんな状態になってしまうとは、一体どれだけの人が予想出来ていたでしょう。

このインターネットの普及は「メディア革命」とも呼ばれ、それまでメディアの代名詞であった、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌などが徐々に衰退または縮小しつつあります。もちろんこれら旧メディアがこのまま数年で消滅してしまうようなことはないでしょうが、少なくとも現在の規模や品質を未来永劫維持出来ているとは考えられません。

テレビはわずかしかないチャンネルから好みの番組を選ぶことしか出来ませんし、ラジオに至っては受信機自体が各家庭に無くなってきているという現状は如何ともしがたいところです。また、地球にやさしく!エコ生活こそあるべき姿だ!と一大キャンペーンのごとくエコを広めた新聞や雑誌は、多量の紙資源、要するに森林資源を消費してしまうまさに反エコロジーの象徴でもあり、自分で自分の首を絞めることになってしまいました。

これらテレビ離れ、ラジオ離れ、新聞離れ、雑誌離れと言われる現象は、確かに各メディア自体が既得権益の上に胡坐をかき、時代に即した変革を怠ってきたというのも大きな要因の一つですが、裕福な生活に慣れ、均一で画一的な幸せを求めるのではなく、自分らしい幸せを求めるという、多種多様な価値観の存在を世間が認めるようになってきたことも、外すことの出来ない大きな要因だと言えます。

そういった風潮にインターネットはまさにフィットしました。例えば音楽好きであれば、大好きな曲データをダウンロードしたり、歌詞を調べたり、アーティストの経歴から今何を考えているのかまで、考え得るほとんどの情報を知ることが出来ます。例えば釣り好きであれば、今どこでどんな魚が釣れているのか、どんな餌や仕掛けがいいのか、新しい竿やリールの情報、釣り大会の情報、仲間との釣り談義‥‥全てインターネット上で可能です。

実際にこれらを既存メディアで実現しようとすると、コスト云々、速報性云々以前の問題として、ほとんど不可能です。まさにインターネットの独壇場と言えるでしょう。

そしてテレビを見る時間がどんどん少なくなり、ラジオは車の中でたまに聞く程度、新聞の購読はやめてしまい、雑誌も滅多に買わなくなった。そのかわりインターネットで、必要な情報や好きな情報に埋もれる毎日‥‥。これは未来の話ではなく、既にそういう生活にどっぷりと浸っている方も決して少なくはないでしょう。


旧メディアとインターネットの違い
とても便利で素晴らしい時代になった。そうですね、確かにそう思います。でも、旧メディアとインターネットでは、情報に対する基本的なスタンスが大きく異なっている点を忘れてはいけません。それを忘れたまま現在の傾向、旧メディアからインターネットへ移行していくという傾向を加速させてしまうと、気が付いた時には「こんなはずじゃなかった!」ということになってしまう可能性があるのです。

情報に対する基本的なスタンスの違いとは、旧メディアがプッシュ型なのに比べて、インターネットは基本的にプル型だということです。プッシュ型とは、こちらが特に何もしなくてもメディア側からどんどん情報をプッシュ、送り付けてくる形式で、プル型とは、こちらが行動することによって情報をプル、引っ張ってくることが出来る形式です。

そんなことは今さら言われなくてもわかっていたという方もいるでしょうし、言われてみれば確かにそうだなという方もいるでしょう。ただ、意外とその先、要するに情報を受ける際の方法が違うことで、どんな弊害が出て来るのかまでは気付いていない人が多いのです。

私が子供の頃、家庭のテレビは居間にある一台だけで、家族中がその前に座って団欒することが多く、どの番組を見るのかのチャンネル権争いという言葉も生まれるほど、家庭の中心でさえありました。私は大好きなアニメや歌番組をよく見ていましたが、父親が大好きな時代劇も仕方なく一緒に見ました。母親が大好きなドラマも仕方なく一緒に見ました。姉が大好きだった洋画も仕方なく一緒に見ました。家庭ではどのチャンネルを選ぶのかという選択権こそありましたが、テレビのスイッチを入れている以上、好むと好まざるにかかわらず、どんどんと様々な種類の情報が送られてきたのです。

時代劇からは岡っ引き、お白州、賭場、市中引き回し、遠島、隠密、抜け荷、花魁などなど、社会科の教科書ではまず習わないだろう言葉とその意味をたくさん知ることになりました。ドラマや映画からは、自分の知らない世界のことをたくさん教えられました。それが実際何かの役に立ったかどうかは別にして、相当な知識をテレビから受け取りましたし、そこから興味を得て更に詳しく調べてみたことも一つや二つではありませんでした。

新聞だって同じです。政治や経済の記事はもちろん、ページをめくれば社会、生活、文化、スポーツ、芸能などなど、いろいろな情報が目に飛び込んできます。これがプッシュ型メディアの最大の特徴で、こちらが求めている求めていないに関わらず様々な情報を送り届けることが出来ます。また受け手の立場からすれば、興味がなく必要性もない情報でも、必然的に目にしてきました。

ところがインターネットだと自ら望んで情報を取りに行きますから、わざわざ興味のない情報、必要でない情報へアクセスするはずがありません。お陰で旧メディアで費やしていた一見無駄な情報の取得が無くなるのです。考え方によれば、非常に効率的な情報取得ではありますが、果たして効率的な情報取得が本当に理想的なのでしょうか。

インターネットのみの社会
この状況をわかりやすくするため、旧メディアが無くなり、インターネットのみとなった社会を考えてみましょう。

最新ニュースだろうがマニアックな情報だろうが、インターネットで調べれば即座に表示されます。一見これまでと変わりのない日常だと感じるかもしれませんが、ではあなたは、アイスホッケー日本代表の試合結果を検索するでしょうか?出雲大社と伊勢神宮の参拝方法の違いを検索するでしょうか?宇宙デブリ(人工衛星の破片など地球の衛星軌道上を周回しているゴミ)の回収方法の研究進捗状況を検索するでしょうか?たぶん、興味がないからしない、関心がないからしない、そもそもそんな内容自体を知らないから‥‥ということになってしまうのではないでしょうか?

もちろんそれはそれでもいいのかもしれませんが、例えばこういうように、自分の守備範囲以外の情報に触れる機会が極端に減ってしまうと、自分が何に興味があるのかということ自体が非常に曖昧になってしまいます。もともとその情報の存在自体を知らないのですから、興味の持ちようがありません。

結局、自分が知っている範囲の情報や知識はどんどん深くなっていきますが、そうでない分野は、もし知っていればとても有益であったり興味を持つだろう内容でも、とても遠い存在として目に触れることなく、手に取ることなく流れていってしまう可能性が大なのです。

確かに普段チェックしているポータルサイト(Yahoo!Japanやgooなど)には、多種多様な情報が掲載されているから、そんな心配はしなくても大丈夫だという考え方も出来ますが、それはあなたが多種多様な情報をクリックするのであれば‥‥という条件が付きます。私の知る限り、ポータルサイトを開いて、自分に興味のない情報をクリックしまくる人はいません。たまにはそういう情報の取得方法を取っている人がいるかもしれませんが、それを習慣付けていたりはしないでしょう。

いや、私はポータルサイトを開いたらやたらめったらクリックしろとか、大切な旧メディアを守りましょうなどと言っているわけではありません。ただ現実問題として、旧メディアからインターネットへの乗り換えを行うに際して、こういったデメリットがあり、それは一般生活をおくるにおいて、人が成長していく過程において、ビジネスを進めていく側面において、マイナスの影響を与えるであろうことをしっかりと理解しておく必要があるだろう、ということなのです。

また逆に言えば、もし旧メディアがプッシュ型のメリットをインターネットへ持ち込むことが出来れば、新しい展開が開けてくるかもしれません。

2013年4月21日日曜日

電子書籍にビビるマスコミ

以下、時事通信の記事引用です。
電子書籍、利用者7%=「使わない」が7割-時事通信調査
 時事通信が3月に実施した電子書籍端末の利用に関する調査で、「使っている」との回答が6.7%、「使いたい」が22.2%にとどまり、69.8%が「使いたいと思わない」と答えた。利用者の割合は前回2011年3月調査(3.3%)から倍増したが、同端末の普及が進まない様子が浮かび上がった。
 年齢層別の「使っている」の回答割合は、30代が18.5%で最も高く、次いで20代が11.3%。一方、40代は6.1%、50代は4.1%、60代以上は1.5%と低調だった。「使いたい」は、20代から50代が25~30%程度だったが、60代以上は11.9%にとどまった。(2013/04/20-16:15)
まず、2008年に行った文化庁の国民の読書量調査では、約46%が月に1冊も本を読まないと回答しています。この層は年々増えていますから、5年後の今ならほぼ半数が本を読まなくなっていると考えられるでしょう。約半数にも及ぶ本を読まない人に電子書籍について質問すること自体にも問題がありそうですが、もっと注目すべきは「電子書籍」ではなく「電子書籍端末」について質問している点です。

要するにKindleやKoboなどの電子書籍端末を使っているか?使いたいと思うか?と聞いているのに、見出しには「電子書籍、利用者7%=「使わない」が7割」と、なぜか電子書籍を主語に持ってきているのです。これでは騙し記事だと言われても文句はないでしょう。数年前と違い、今や電子書籍の主力端末は専用端末ではなくスマホや汎用タブレットであり、電子書籍端末の利用率や利用期待率が低いからといって、電子書籍自体を否定しているわけではないはずなのに、この捻じ曲げ方には疑問を感じずにはいられません。

このアンケート結果そのままを記事にするとしても、「電子書籍端末、利用者倍増=使いたいが約3割にのぼる」というタイトルを付けることだって出来るわけです。たとえば以下のような感じで‥。
電子書籍端末、利用者倍増=使いたいが約3割にのぼる
 3月に実施した電子書籍端末の利用に関する調査で、「使っている」との回答が前回2011年3月調査(3.3%)から倍増の6.7%、「使いたい」が22.2%となり、合わせて28.7%が「使っているまたは使いたいと思う」と答えた。同端末の今後の普及が予想される状況が浮かび上がった。
 年齢層別の「使っている」の回答割合は、30代が18.5%で最も高く、次いで20代が11.3%。一方、40代は6.1%、50代は4.1%、60代以上は1.5%と低調だった。「使いたい」は、20代から50代が25~30%程度だったが、60代以上は11.9%にとどまった。(2013/04/20-16:15)
どうです?後半の段落は一切加工していませんので、見出し+本文前半を本物の記事と比べてみてください。見出しから騙し要素の入っている本物より、こちらの方がよっぽどしっくりくるのは私だけでしょうか。

時事通信ともあろうものが、なぜこういう恣意的なアンケート結果を記事として堂々と公開するんでしょうね。電子書籍の普及がそんなに怖いのでしょうか?(笑)


ま、というような時事通信への突っ込みはこのくらいにして、せっかくなのでこのアンケート結果の本質を読み取ってみたいと思います。

まず、KindleやKoboなどの電子書籍端末を持っている+購入希望者が約3割ということって、私としては大きな数字が出たなと驚いています。だって情報機器は普及率が15%を超えると爆発的な普及につながると言われているのに、単純に購入希望者の半数弱しか買わなかったとしても、普及率は簡単に15%に達してしまうわけです。

現在はスマホや汎用タブレットが電子書籍の主力端末として利用されていますが、この数値からすると、将来的には電子書籍端末が主力となる可能性も充分あり得る、と考えられます。そう考えると、周囲から叩かれながらも、Koboの普及に力を入れている楽天の方向性は、あながち間違っていないのかもしれません。もちろん、全力投入中のアマゾンも‥‥。

それと、同記事の中では高年齢層が使っていない、使いたいと思っていないという点をなぜか強調していますが、シルバー世代商品でもあるまいし、言い方は悪いですが、電子書籍及び電子書籍端末の普及と言う観点からはどうでもいいことでしょう。主力である20代から50代が25~30%も使いたいと考えていることがわかれば、それで十分です。

ということで、マイナス方向への流れを作ろうとしている(と感じられる)このアンケート結果からでも、今後、電子書籍及び電子書籍端末はますます普及していくのではないかと想像されます。毎年毎年「今年こそ電子書籍元年」と言われて久しいですが(笑)、さすがにそろそろ元年と言ってもいい時期に来ているだろうなと、私は感じはじめています。

ということのということで、せっかくなので私の電子書籍(一部)をご紹介しておきますので(^_^;、お暇でご興味のある方は是非ご購入ください(^_^;;; 。いやーなかなか売れないのです・・・(T_T)。って、最後の最後にこんな宣伝を入れてしまうと、情報を恣意的に捻じ曲げているのは私の方?って思われちゃうかもなぁ。まぁ、それならそれでもいいや。

2013年4月17日水曜日

アウトドアリゾートをつくろう

コールマンっていやぁ、特にアウトドアに興味のない人でも聞いたことくらいはあるという、人気のアウトドアブランド。そのコールマンが新しいタイプのアウトドアライフを提案しています。その名も「アウトドアリゾートをつくろう」。

まぁ、いきなりアウトドアリゾートと言われてもピンとこないでしょうから、まずはこのビデオに目を通してみてください。



要するに、テントにシュラフにピッケルなんて持たなくても、アイデア次第でもっと気軽で手軽で楽しいアウトドアライフがあるじゃない?っていうことのようです。このビデオの中だったら、私は天空のコーヒータイムか、メガ盛り誕生パーティーがいいかなぁ。

アウトドアっていうと、ついつい大げさに考えてしまいがちで、準備やら予算やら後片付けやらを想像するだけで疲れてしまい、また今度でいいか・・・と。このアウトドアリゾートっていう考え方、大賛成です(^^)。

●コールマンの「アウトドアリゾートを作ろう」スペシャルサイトはこちら
アウトドアリゾートをつくろう。
●コールマン本体のWEBサイトはこちら
コールマンWebサイト

●5/25-26に東京で開催されるアウトドアリゾートのイベント情報こちら
アウトドアリゾートをつくろう。 In Tokyo Midtown