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2017年11月10日金曜日

PDCAによる生活改善

私は若い頃から物忘れが激しいうえに極度の面倒くさがり屋で、家に帰っても歩いた後に脱いだ服が点々と落ちてるというような状態。当然持ち物をどこに置いたかなんてさっぱり覚えてなくて、家の中でさえ、あれが無いこれが無いと毎日のように大捜索を繰り広げる日々でした。

でも30歳台前半の頃、結婚もして子供も出来たし、いつまでもこんなことじゃダメだ。大人として当たり前のことは当たり前にちゃんと出来ないとダメじゃん?と、やっと考えるようになりました(^^; 遅過ぎ?

しかし、どう考えても天性とも言うべき激しい物忘れを治すことはほぼ不可能。だけど面倒くさがりの方はまだ何とかなるんじゃないか?ということで「私は必ず物忘れをする」という前提で対策を考えてみることに。

私なりの分析では、物忘れの大きな要因として、覚えることや覚えておかなければならないことが多過ぎるのだろうと。ということは、覚える数を減らすことが必要で、そのためにはある一定の工程をルーチン化してしまうべきだと結論。 例えば「帰宅時のルーチン」は以下のような感じ。

 1:カバンを下ろす
  (1) カバンを所定の場所へ置く
2:ポケットの中身を出す
  (1) キー束をキーボックスへ入れる
  (2) 財布、免許証、携帯を机の左端に置く
3:服を脱ぐ
  (1) 上着をハンガーにかけて所定の場所へかける
  (2) ズボンを所定の場所に置く
  (3) ワイシャツや靴下はまとめて洗濯カゴへ入れる

項目としてはたくさんあるように見えますが、覚えておくべきは「帰宅時のルーチン」というこのひと塊りのみ。要するに1つの量は増えたけど数は減ったということ。

 同じように「寝る時のルーチン」「入浴時のルーチン」「出社する時のルーチン」を作成し、ひとつひとつ確実に実行していくわけです。仮説を立て、対策を練り、実行に移し、問題点を洗い出し、修正を加えることで、家の中で持ち物がなくなるということがほとんどなくなりました。※まだたまにはありますが(^^;

これはまさに、生活に取り入れられたPDCA(Plan, Do, Check, Action)サイクルによる業務改善・・・いや、生活改善ですね(^_^)