以下、時事通信の記事引用です。
まず、2008年に行った文化庁の国民の読書量調査では、約46%が月に1冊も本を読まないと回答しています。この層は年々増えていますから、5年後の今ならほぼ半数が本を読まなくなっていると考えられるでしょう。約半数にも及ぶ本を読まない人に電子書籍について質問すること自体にも問題がありそうですが、もっと注目すべきは「電子書籍」ではなく「電子書籍端末」について質問している点です。
要するにKindleやKoboなどの電子書籍端末を使っているか?使いたいと思うか?と聞いているのに、見出しには「電子書籍、利用者7%=「使わない」が7割」と、なぜか電子書籍を主語に持ってきているのです。これでは騙し記事だと言われても文句はないでしょう。数年前と違い、今や電子書籍の主力端末は専用端末ではなくスマホや汎用タブレットであり、電子書籍端末の利用率や利用期待率が低いからといって、電子書籍自体を否定しているわけではないはずなのに、この捻じ曲げ方には疑問を感じずにはいられません。
このアンケート結果そのままを記事にするとしても、「電子書籍端末、利用者倍増=使いたいが約3割にのぼる」というタイトルを付けることだって出来るわけです。たとえば以下のような感じで‥。
どうです?後半の段落は一切加工していませんので、見出し+本文前半を本物の記事と比べてみてください。見出しから騙し要素の入っている本物より、こちらの方がよっぽどしっくりくるのは私だけでしょうか。
時事通信ともあろうものが、なぜこういう恣意的なアンケート結果を記事として堂々と公開するんでしょうね。電子書籍の普及がそんなに怖いのでしょうか?(笑)
ま、というような時事通信への突っ込みはこのくらいにして、せっかくなのでこのアンケート結果の本質を読み取ってみたいと思います。
まず、KindleやKoboなどの電子書籍端末を持っている+購入希望者が約3割ということって、私としては大きな数字が出たなと驚いています。だって情報機器は普及率が15%を超えると爆発的な普及につながると言われているのに、単純に購入希望者の半数弱しか買わなかったとしても、普及率は簡単に15%に達してしまうわけです。
現在はスマホや汎用タブレットが電子書籍の主力端末として利用されていますが、この数値からすると、将来的には電子書籍端末が主力となる可能性も充分あり得る、と考えられます。そう考えると、周囲から叩かれながらも、Koboの普及に力を入れている楽天の方向性は、あながち間違っていないのかもしれません。もちろん、全力投入中のアマゾンも‥‥。
それと、同記事の中では高年齢層が使っていない、使いたいと思っていないという点をなぜか強調していますが、シルバー世代商品でもあるまいし、言い方は悪いですが、電子書籍及び電子書籍端末の普及と言う観点からはどうでもいいことでしょう。主力である20代から50代が25~30%も使いたいと考えていることがわかれば、それで十分です。
ということで、マイナス方向への流れを作ろうとしている(と感じられる)このアンケート結果からでも、今後、電子書籍及び電子書籍端末はますます普及していくのではないかと想像されます。毎年毎年「今年こそ電子書籍元年」と言われて久しいですが(笑)、さすがにそろそろ元年と言ってもいい時期に来ているだろうなと、私は感じはじめています。
ということのということで、せっかくなので私の電子書籍(一部)をご紹介しておきますので(^_^;、お暇でご興味のある方は是非ご購入ください(^_^;;; 。いやーなかなか売れないのです・・・(T_T)。って、最後の最後にこんな宣伝を入れてしまうと、情報を恣意的に捻じ曲げているのは私の方?って思われちゃうかもなぁ。まぁ、それならそれでもいいや。
電子書籍、利用者7%=「使わない」が7割-時事通信調査
時事通信が3月に実施した電子書籍端末の利用に関する調査で、「使っている」との回答が6.7%、「使いたい」が22.2%にとどまり、69.8%が「使いたいと思わない」と答えた。利用者の割合は前回2011年3月調査(3.3%)から倍増したが、同端末の普及が進まない様子が浮かび上がった。
年齢層別の「使っている」の回答割合は、30代が18.5%で最も高く、次いで20代が11.3%。一方、40代は6.1%、50代は4.1%、60代以上は1.5%と低調だった。「使いたい」は、20代から50代が25~30%程度だったが、60代以上は11.9%にとどまった。(2013/04/20-16:15)
年齢層別の「使っている」の回答割合は、30代が18.5%で最も高く、次いで20代が11.3%。一方、40代は6.1%、50代は4.1%、60代以上は1.5%と低調だった。「使いたい」は、20代から50代が25~30%程度だったが、60代以上は11.9%にとどまった。(2013/04/20-16:15)
要するにKindleやKoboなどの電子書籍端末を使っているか?使いたいと思うか?と聞いているのに、見出しには「電子書籍、利用者7%=「使わない」が7割」と、なぜか電子書籍を主語に持ってきているのです。これでは騙し記事だと言われても文句はないでしょう。数年前と違い、今や電子書籍の主力端末は専用端末ではなくスマホや汎用タブレットであり、電子書籍端末の利用率や利用期待率が低いからといって、電子書籍自体を否定しているわけではないはずなのに、この捻じ曲げ方には疑問を感じずにはいられません。
このアンケート結果そのままを記事にするとしても、「電子書籍端末、利用者倍増=使いたいが約3割にのぼる」というタイトルを付けることだって出来るわけです。たとえば以下のような感じで‥。
電子書籍端末、利用者倍増=使いたいが約3割にのぼる
3月に実施した電子書籍端末の利用に関する調査で、「使っている」との回答が前回2011年3月調査(3.3%)から倍増の6.7%、「使いたい」が22.2%となり、合わせて28.7%が「使っているまたは使いたいと思う」と答えた。同端末の今後の普及が予想される状況が浮かび上がった。
年齢層別の「使っている」の回答割合は、30代が18.5%で最も高く、次いで20代が11.3%。一方、40代は6.1%、50代は4.1%、60代以上は1.5%と低調だった。「使いたい」は、20代から50代が25~30%程度だったが、60代以上は11.9%にとどまった。(2013/04/20-16:15)
年齢層別の「使っている」の回答割合は、30代が18.5%で最も高く、次いで20代が11.3%。一方、40代は6.1%、50代は4.1%、60代以上は1.5%と低調だった。「使いたい」は、20代から50代が25~30%程度だったが、60代以上は11.9%にとどまった。(2013/04/20-16:15)
時事通信ともあろうものが、なぜこういう恣意的なアンケート結果を記事として堂々と公開するんでしょうね。電子書籍の普及がそんなに怖いのでしょうか?(笑)
ま、というような時事通信への突っ込みはこのくらいにして、せっかくなのでこのアンケート結果の本質を読み取ってみたいと思います。
まず、KindleやKoboなどの電子書籍端末を持っている+購入希望者が約3割ということって、私としては大きな数字が出たなと驚いています。だって情報機器は普及率が15%を超えると爆発的な普及につながると言われているのに、単純に購入希望者の半数弱しか買わなかったとしても、普及率は簡単に15%に達してしまうわけです。
現在はスマホや汎用タブレットが電子書籍の主力端末として利用されていますが、この数値からすると、将来的には電子書籍端末が主力となる可能性も充分あり得る、と考えられます。そう考えると、周囲から叩かれながらも、Koboの普及に力を入れている楽天の方向性は、あながち間違っていないのかもしれません。もちろん、全力投入中のアマゾンも‥‥。
それと、同記事の中では高年齢層が使っていない、使いたいと思っていないという点をなぜか強調していますが、シルバー世代商品でもあるまいし、言い方は悪いですが、電子書籍及び電子書籍端末の普及と言う観点からはどうでもいいことでしょう。主力である20代から50代が25~30%も使いたいと考えていることがわかれば、それで十分です。
ということで、マイナス方向への流れを作ろうとしている(と感じられる)このアンケート結果からでも、今後、電子書籍及び電子書籍端末はますます普及していくのではないかと想像されます。毎年毎年「今年こそ電子書籍元年」と言われて久しいですが(笑)、さすがにそろそろ元年と言ってもいい時期に来ているだろうなと、私は感じはじめています。
ということのということで、せっかくなので私の電子書籍(一部)をご紹介しておきますので(^_^;、お暇でご興味のある方は是非ご購入ください(^_^;;; 。いやーなかなか売れないのです・・・(T_T)。って、最後の最後にこんな宣伝を入れてしまうと、情報を恣意的に捻じ曲げているのは私の方?って思われちゃうかもなぁ。まぁ、それならそれでもいいや。