今回の淡路の旅で、個人的に楽しみにしていたスポットの一つである「上立神岩(かみたてがみいわ)」。国生みの神話に登場してくる「天の御柱」だとか、この岩の上に立って日本列島を作ったとか、いやいやここは竜宮城の表門だとか!いろいろな説がありますが、とにかく国生みの神話の中で非常に大事な位置を占めています。
私が訪れた時は図らずも夕方であり、西日が島影に隠れたばかりのタイミング。すると、上立神岩のすぐ手前までが日影となり、上立神岩のみが西日を受けて、まさに光り輝いているかのような状態に!
もちろんたまたまであることは十分承知していながらも、あまりのタイミングに、ここへ来るまでのスケジュールが押しに押したのは、きっと上立神岩がこの姿を私に見せたかったのだろうと勝手に納得し、写真を撮ることも忘れ、しばらくの間ただただ見つめているばかり・・・。
上立神岩
出来ればすぐ近くまで行ってみたかったのですが、さすがに歩けるような岩場ではないため、数百メートルは離れている眺望スポットからのみ撮影。余計な説明は不要だと思われるので、とにかく写真をどうぞ。すっかり上立神岩に夢中になっていたため、眺望スポットなど周辺を撮影した写真は、帰宅後に確認してみたらわずか2枚だけ。
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眺望スポットから上立神岩とは逆方向を向いて撮影。 とても歩ける岩場でないことが一目瞭然。 |
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この坂道を下った先が眺望スポット |
沼島ターミナルセンター
沼島側の連絡船乗り場。外観に比べ、内部は若干傷みが出ている感じ。
概要
立て看板より
「矛先」のような形をした沼島のシンボルの岩です。高さ30mで国生みの神話の「天の御柱」とも言われております。主として、緑泥片岩からなる巨岩で海鵜(うみう)の休息場となっています。和漢三才図会(わかんさんさいずえい)では、竜宮伝説の表門ともいわれ、国生み神話の舞台となっています。
※和漢三才図会は、1712年頃出版された日本の百科事典である。いわば絵入りの百科事典とでもいうもので、項目ごとに異なった執筆者により記事が執筆されている。
住所 | 兵庫県南あわじ市沼島 |
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アクセス | 沼島ターミナルセンターから徒歩 |
各種情報
マップ
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