「おのころ島」とは、古事記や日本書紀によれば、イザナギ命とイザナミ命が天の浮橋に立ち、天の沼矛で海原をかき回し、その矛より滴る潮がおのずと凝り固まって出来た日本最初の島とされている。おのころ島神社はその島の名前をいただき、神社としては日本三大鳥居が有名だが、日本神話の国生みを語る際に外す事の出来ない重要な神社。
由来はこれまた古過ぎてよくわかってないらしい・・・が、神社公式サイトによると、古代の御原入江の中にあってイザナギ命・イザナミ命の国生みの聖地と伝えられる丘にあり、古くから「おのころ島」と親しまれ崇敬されてきたとのこと。うーむ、説明になってないな(^^;。
ちなみに、イザナギ命とイザナミ命が祀られていることから、縁結び、夫婦円満、安産、健康長寿などにご利益があると言われている。
大鳥居
高さは27.1mもあり、平安神宮、厳島神社と並ぶ日本三大鳥居と言われているとか。で、実際にどのくらい大きいのかというと、近づき過ぎると鳥居なのかどうかわからないレベル。私も今回、広角レンズを持ってたので全体像を撮影出来たが、一般のデジカメだと、相当離れないと無理だと思われ。写真だとスケール感がないので、少しでもわかりやすいようにと車がやって来るのを待って撮影。これで大きさ・・・わかるかな?(^^;
西側から神社へ近づくと、いきなり橋の向こうに巨大な鳥居が見え始めてビックリ。写真ではわかりにくいが、遠近感もなにもあったもんじゃない(笑)。
ちょっと離れた場所で、住宅越しに撮影・・・が、やっぱりバランスがおかしい(笑)。
拝殿・本殿
巨大な鳥居に目を奪われがちだが、神社としてはそれほど大きくはない。伊弉諾神宮などと比べると、ちょっと拍子抜けしていまうほど。写真ではわかりにくいが、鰹木は8本。ちなみに伊勢神宮の内宮は10本、外宮は9本。何か関係があるのかもしれないが・・・よくわからない。
ちなみに鰹木とは、屋根の上に前後方向に並んでいる木の棒のようなもののこと。
本殿は伊勢神宮と同じ神明造。
拝殿東側に、どのくらい古いのかよくわからない夫婦のご神木が保存されている。
八百萬神社
おのころ島神社の境内摂社として八百萬神社があり、イザナギ命とイザナミ命の子供たちをお祀りしているとか。
その他
おのころ島神社周辺には、天の浮橋(天と地の間にかかる橋)、葦原国(あしはらのくに:古代伝承にもとづく日本国の別の呼名)などもあり。※それぞれにおのころ島神社の分社も建っている。
概要
住所 | 兵庫県南あわじ市榎列下幡多415 |
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電話 | 0799-42-5320 |
駐車場 | 無料 |
正式名称 | 自凝島神社 |
祭神 | 伊弉諾命、伊弉冉命 |
各種情報
マップ
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