思い掛けず予定外の大収穫だった絵島を後にし、ちょっとテンション高めのまま国道28号線を海岸沿いに南下。片側一車線の二車線道路だが、大きな脇道もないため信号が少なく、休日とはいえ車の台数もそれほど多くないためスムーズに流れて行く。走りながら、何か面白いものはないかとキョロキョロしていると、道端に「猫美術館」の文字。なに!猫美術館だと!?
だが、ここは淡路島。そう、探偵ナイトスクープでお馴染み「パラダイス」発祥の地である。私の頭の中には、猫に関するガラクタの類いを掘建て小屋や庭に適当に並べ、壁にペンキで描かれた猫らしき絵のある、まさに猫パラダイスのイメージが・・・。
だが気になる。慌てて広くなっている路肩へ車を滑り込ませ、iPadで調べてみると...。何とパラダイスどころか、淡路市立の列記とした美術館ではないか。こ、これはスケジュールなんて無視してもいいから行ってみなければ!
猫美術館
国道28号線から東浦インターチェンジへと曲がる交差点を逆に曲がると、道の駅東浦、淡路市立陶芸館、ガーデニングセンター、農産物直売所などが一緒になったエリア(道の駅東浦ターミナルパーク)に、猫美術館はありました。とりあえず車を駐車場へ停め、美術館方向へ歩いて行くと・・・
う。案内看板が手描き・・・。まずい。やっぱりパラダイスかも・・・と思った先に見えたのは
えーーー!すごく立派な建物。壁面に猫の足跡オブジェまで貼付けてるってことは、この建物全部が猫美術館なのか!すげーーー!パラダイスかも・・・なんて疑ってごめんなさい。
入り口へ近づいてみると階段にも猫の足跡。
こ、これは・・・。もしかしてここは猫好きホイホイではないのか。いや、少なくともビジネスだとか建前だけで運営されてる施設でないのは間違いない。そうだ。猫が幸せなら人間もきっと幸せなんだ。そうだそうだ!と、鼻息荒くしながら入館。
入館料は大人500円。さすがにスケジュールを完全無視は出来ないので、1階から2階と全展示物を30分足らずという超短時間で見て廻ったが、館内撮影禁止で助かった。もし撮影OKだったら、このブログ記事は100スクロールくらいしないと読み切れないものになっていたはず。
ということで、猫美術館のレポートはここまで。展示物や展示内容については「ぜひ現地で自分の目でしっかりと確認してみてください」。猫好きなあなたの期待、決して裏切りません。
おまけ
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ロビーにあった記念撮影用のパネル。 |
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出口付近にあるスーベニアショップで購入した絵はがき2枚とパンフレット |
絵島で出会ったおしっこ猫といい、この猫美術館といい、今回の旅は猫神様が見守ってくれているのだと確信し、ニコニコしながら美術館を後にしました。
【ご注意】
あくまでも中浜稔氏の作品を展示している美術館です。世界中の猫に関する絵画を展示しているというわけではありません。よって猫好き全ての方が気に入るかどうかはわかりませんので、その点は予めご了承ください。少なくとも私は大満足でした(^^)。
概要
- 中浜稔とは
- 1944年淡路市生まれ。南画の大家直原玉青師に師事し、墨絵を習得。猫画の展覧会を全国で開催。2000年に当市立美術館を開館。2001年には東久邇宮記念賞受賞。現在もなお展覧会を開催すると共に、各地で講師を行っている。財団法人動物愛護協会評議員。
住所 | 兵庫県淡路市浦668-2 |
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駐車場 | 目の前に数十台分の有料(500円)駐車場あり。※ただし入館者は2時間?まで無料。 |
開館時間 | 10:00~18:00 ※入館は17:30まで |
休館日 | 毎週月曜日 ※ただし月曜日が祝祭日の場合は翌日が休館日 |
入館料 | 大人500円、学生300円、小人200円 ※団体割引あり |
各種情報
マップ
おまけのおまけ
おまけのおまけ。猫美術館とは全く関係ないが、文中に登場する「パラダイス」とは、以下の写真の場所のこと。施設内がどうなっているかは・・・さすがにここには書けないので、気になる方は各自で検索してみてください。
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